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今年も娘と福袋を買ってきました。
今年はついに23区にチャレンジ。娘と自分の分と、実を言うとちょっと袋を開けるのが怖かったです。 「どうしようもない物しか入ってないのじゃない?」と娘も言っていました。 では先ずは無難なところで、私が毎年買っているノーブランドの中身の見える福袋。 お目当ては着古したダウンの代わりをゲットする事でしたが、今年は袖が少しひらっとしててフードも無いなあとぶつぶつ言っていたら、娘に今のよりずっと御洒落だと言われてしまいました。 そのダウン定価は20895円ベージュで腰の下までくるタイプ。内紐でウエストも調整出来るし、後からお買い得だったと喜んでいます。 小物は黒のアクリルのマフラー4179円。毎年マフラーなのだから今度は手袋とかにしてくれたら嬉しいのですが、予算の関係でしょうが少し残念。 他はグレーに黒とパープルのストライプ入りチュニック7329円これはアクリルに毛混で、仕事場で活躍間違い無し。 もう一つパープルと黒のストライプ入りチュニック6279円ただ、こちらはフード付きだったので職場では使えないのが残念。 薄手の毛70%の茶系パーカー6279円も毛混なので助かります。霜降りなのも可愛い。 以上5点総額44961円。ダウンが二色からしか選べなかったのが残念でしたが、着れない高い服より着まわしの利く服が多くて有難いです。ノーブランドも捨てたもんじゃあないです^^ 次に23区ですが、検索で来られる方の為に画像を乗せられないのが残念ですが、結果から言うとどちらも大当たりでした。 娘の方はサイズ38で全てベーシックなカラーでまとめられていました。 先ず、紺の薄手の綿100%カーディガン定価15750円 淡水パールのペンダント7245円 ビーズのフリンジ付き綿プリントスカーフ11550円 ベージュのストレッチ素材スラックス17850円 こげ茶色の中綿入り綿キルティングジャケット34650円 こげ茶の毛100%前スリット入り膝丈スカート19950円 以上6点で合計金額106995円と内容がかなり豪華。 派手な色が一つも無い上に、トータルで揃っていて、娘は本当に大満足でした。 特にスラックスはストレッチ素材なので細身の娘にはカッコ良いし、スカートもとても質が良くラインも綺麗、 ジャケットも上品な色合いで、全てのアイテムがこれから大活躍間違い無しでしょう。 要らない品が一つも入っていない福袋は初めてでした。 私の方の23区は40にしました。 綿100%の格子柄ピンク系のスカーフ定価9975円。 水色格子の麻のシャツブラウス16800円、仕事で重宝しそう。 金茶ゴールドのゴムベルトの付いた茶系シフォンスカート19950円これは難しい・・・ 白のスラックス綿95%で11550円裾直しが必要なタイプですが使えます。 最後に大物、カシミア100%のベージュのハーフコート59850円これ1点だけで十分元が取れました! 以上5点、118125円でした。 これは大当たりだったと興奮してしまいました。 最初、スカートはウエストのゴムが派手で着れないと思ったのですが、丈も膝下だし意外とシックで似合うかも・・・もし私が無理だったら娘が着たいと言っています。 しかし、袋を持った時に軽かったからセーターが入ってるかなあと思いはしたのですが、まさかコートが入っているとは。しかもカシミアって、本当に1万円で良いのかしらと飛び切りのサプライズに嬉しい驚きでした。 娘はもう一つ、組曲のany SISも買いました。 去年はany FAMだったので、どちらにしようか迷っていましたが、バックはともかく去年の服が実用性が今一だったのと今年のany FAMは3点入り、any SISのが点数が多いとの事でそちらに決定しました。 サイズはトップス・ボトムス7号、ニットカットソー9号しか残っていなかったので、娘の体系にも合っていたのでそれに決定。 その内容ですが、ちょっと派手目でしたが黒地に銀ラメ糸の織り込まれたジャケット。結婚式や忘年会・新年会にピッタリです。 そしてお揃いで使えそうな紺地に花柄の可愛い膝丈フレアースカート。 淡いピンクブラウスに生成りカットソーのアンサンブル。これも可愛い感じです。 白地にシックなプリントの洒落たTシャツ。 山吹色のチュニック風カットソー。これは娘が難色を示したので私が通勤着に貰う予定。 そして今年も合皮ですがシャンパンゴールドのバックが入っていました。 これも貰おうと思ったら、私が使うと断言されてしまいました(笑) 以上6点、金額にするとおよそ5万円以上。 お店の人の話では4点から6点位が入っていて、当たりにはコートやバックが入っていますとの事だったのでコートこそ入っていなかったものの、こちらもとても満足な内容でした。 という訳で、今年は娘も例年のスコットの福袋は止めました。万が一ドレスが入っていてもそうそう着る機会が無いしね。 今日は娘はバイトに行っています。主人は1日だけ休みを貰いましたが私は3日までお休み♪ 大晦日から朝の4時まで掛かって色々御節を頑張った甲斐がありました(関係無いかなw) 今回の福袋はとてもラッキーでしたが、店によっても大分内容が違います。 もう遅いかもしれませんがこれからオークションで買われる方等の参考になるかは分かりませんが、 其々の福袋に、どうぞ素敵な福の詰まっていますように。 今年がどうぞ皆さんにとって実り多き一年となりますように、心から願っております。 去年の東北を襲った大地震、津波、原子炉等の大惨事でまみれた一年が、少しずつ遠ざかり、いつの日か過去に変わって行きます。
過去を塗りかえる事は出来ないけれど、今年は去年の様な災害の起きないことを祈るばかりです。 そして、被災地の少しでも早い再興を心から願っております。 時々、平和に暮らしている自分に後ろめたさを感じながら、明日は我が身と己を戒める事も暫しば。 それなのに今年も買ってしまいました、福袋。 一年に一回の事だし、普段あんまり贅沢していないし、少し位こんなイベントがあっても良いんじゃない、と自分に言い訳しながら、次で、また福袋顛末を書きますので、興味のある方は参考になさって下さいね。 少女を無事送り届け、帰宅後開口一番「相手に大事が無くて良かったね」
労わるような隆史の言葉が有難かった。 「うん。今日はごめんね、助かったわ」 隆史へは大体の経緯は車の中で説明していたし、先方の両親への説明でも納得した様子だった。 少女の怪我も大したことは無かったし、何かあったら連絡を下さいと言って連絡先を告げたのだが『娘も前方不注意ですから。それよりそちらのお怪我こそ大丈夫ですか』と逆に少女の母親に労わられてしまった。 「優しいご両親で良かった」美沙の言葉に隆史も「うんうん」と頷く。 「それよりひどい擦り傷だけど、骨とか大丈夫なの」美沙の様子を心配そうに見ている。 「痛いよぉ。でも動けるから骨には異常無いと思う。ただ明日になったら体中紫色に腫れそうだなあ」 「まあ、湿布して暫くは大人しくしとくんだな」と言うと「これに懲りたら夜に怒って家から飛び出さないこと」と釘を刺されてしまった。 その晩は久しぶりに隆史の腕枕で、痛みをこらえてしがみつく様にしているうちに、気を失うようにぐっすりと眠っていった。 気が付くと、もうどれだけ歩いていたのだろう。頬の涙もすっかり乾き、隆史への怒りも風船がしぼむ様に消えていた。切りっっぱなしの携帯の電源をオンにしたが掛けるきっかけがつかめない。それでも、もうそろそろ引き返そうかと立ち止まり振り返った瞬間だった。
「うわっ」叫び声と同時に後ろから走ってきた自転車と正面からぶつかってしまった。 衝突の勢いでお互いはじけ飛ぶ様に倒れる。『痛っ・・・!』涙が出そうなほど足と腕が痛くて、一瞬あまりの痛みに声も出ず、立ち上がる事も出来ない。 それでも何とか顔を上げてぶつかった相手を確認すると慌てて相手に駆け寄って行った。 「大丈夫」相手が子供だったので自分の痛みなど吹っ飛んでしまったのだ。 「ごめんなさい」おかっぱ髪の少女は小学5、6年生位だろうか、蹲った膝小僧から血が出て痛みに顔を歪めながら謝っている。 「ごめんはこっちだから。ぼんやりしてて本当にごめん、足怪我してるね、他に痛いところは無い、立てそう、家はこの近く?」 美沙の問いにも首を横に振り、大丈夫だからとびっこを引きながら歩き出そうとする。「こんな時間に帰宅途中だったの」そう聞いてから自転車カゴの算盤塾のバックに気が付いた。 「塾から帰るところだったのね」頷く少女に「ちょっと待ってて、家まで送るわ。こんな時間だし、怪我させてこっちが心配だからね」 そう言いながら躊躇うこと無く隆史の携帯に掛けると、最初少し不機嫌そうに出た隆史だったが、事情を説明した途端、大至急で車で駆けつけて来てくれた。 二人の怪我の状況をざっと一瞥するや「自転車はそのまま鍵を掛けて道の端に寄せておけば良いから、二人とも早く乗って」 そう言うと美沙にカゴの中のカバンを手渡し、少女に自宅まで送って行くから道案内を頼むと告げた。
電車は発車してしまった
背負った荷物が揺れながら肩に食い込む あの電車は行ってしまった 階段を駆け上がる足が縺れ 上手く走れず 肩で息をする 電車は待ってはくれなかった 今度も 間に合わなかった あの電車に乗れたなら 間に合っていたのなら そう思いながら 何度目の電車を見送ったのだろう 一生懸命走っているのに 少しでも早くと気ばかりが焦って 何故にあと一歩届かない この不器用な足は 何の為に在る 答えはあの電車が知っている そんな気がして走っている 背中でリュックがクツクツ揺れる 揺れながら笑っている 背中で不器用な足を見下ろしては笑っている どうぞそんな風に笑わないで そんなに笑われたらこの足は 前へ進むことが出来なくなってしまう 哄笑なんか平気だとは言わないけれど それよりもっと強く前へ踏み出したい だから今度こそ あの電車に乗るんだ 発車間際のプラットホームで あの電車に飛び乗って 次の駅を目指すんだ あの電車に乗って 何処までも行くんだ 幾重にも重なり合い
もつれ合う枝の生い茂る オリーブの樹に晩秋の陽が陰る 冷たい風に吹かれた緑が幾重にも揺れ 吐く息の真白になる季節もそこまで来ている 伸ばした人さし指に触れた実は ナツメのそれと良く似ていて 手のひらの一杯が今年の収穫分 この冬を小さな壜の中で過ごすだろう 通りすがりの人が「見事な樹だね」と声を掛けてくる いっぱい実が採れたでしょうと聞かれ 「それがね」と差し出す手のひらに収まった実と共に 思わぬ話にひと時の花が咲く 見知らぬ人との穏やかなひと時 たまにはこんな時間も良いものだ 大きなオリーブの樹の下で たわいもない話をして別れた ただそれだけの事なのに もう二度と会わないであろう人なのに 夢をみていた
目を覚ました瞬間 泡のように消える儚い夢なのに いつまでも胸の奥が熱かった これは懐かしさなの それとも切なさなの 割り切れない気持ちを引きずったまま 新しい一日を迎える カーテンを引いたような薄闇の朝が それでもお早うと言っている 冷気の中 主人の後をついて足を引きずる 黄ばんだ毛色の大きな犬とすれ違う その瞳は穏やかな光を湛えているけれど 竹箒の様に不細工で太い尻尾は 折れた耳と同じ様に垂れ 昔のようにピンと元気よく振られることも無く 大きな体を揺らす様に主人の後をゆっくりと歩んでいく ねえ そういう事なんでしょう 見知らぬ瞳に向かって問いかけるが 彼は何も答えず 軽く足を引きずったまま立ち去って行くけれど 私は遠ざかるその背中に尚も問いかける きっとそういうことなんだね そして小さな優しい想いを君から貰うんだ またひとつこうやって大切なものを 今日も一日貰っては過ごして行くんだ 「じゃあ、やっぱり断られたんだ」隆史のその言い方に思わずむっとする。
「それは違うでしょ。断られたんじゃなくて、もう一度よく考えてって言われただけだもの。それに、やっぱりって何よ、まるで最初から相手にされてないみたいな言い方じゃない」 隆史は美沙の抗議などどこ吹く風といった様子だ。食器棚からポテチの袋を持って来ると、ビリッと破いて無造作に手を突っ込んでは口の中に放り込む。 「だってそうじゃない。そんな売れてる人が、知り合ったばかりの美沙の依頼をほいほい引き受ける訳ないでしょ」 テレビでは女優さんの白魚のような指が、塗箸を上品に使って御馳走に舌鼓を打つ姿が映し出されている。 「私の指はあんなに綺麗じゃないもの、今更指輪なんて作ったってどうせ無駄だわよね」 「おいおい待てよ、何もそんなこと言ってないだろ」怒って立ち上がろうとする美沙の腕を隆史が掴む。 「汚い手でさわらないでよ」ポテチの油の浮いた指で掴まれるのは我慢できない。カッとなって隆史の手を乱暴に振りほどくとさっと外に飛び出した。 街灯の明かりで通りは明るいけれど、今日は人通りの疎らなのが有難かった。 自分が隆史にひどい言い方をしたという後悔よりも、今は彼の無神経さがどうしようもなく腹立たしかった。 流れ落ちる涙は、悲しいからなのか、悔しいからなのか、それとも怒りからなのか、恐らくそのどれもが当てはまる事だろう。 ただ一言相談したかっただけなのに、と思うそばからまた悔しさに新たな涙が溢れた。
言葉を風に乗せて
はらはらと飛ばせたなら どこまでも舞いながら いつかは世界の果てまで辿り着くだろうか 幼い頃憧れた 褐色の肌の びーどろ色の目のひとが 皺だらけの笑顔で佇んでいるのが分かるだろうか 世界はどこまでも果てしなく広く 私の言葉は世界を舞って行く 希望という憧れを乗せて
掬い取った
流れた 毀れる瞬間 煌めいた 流れた 差し伸べた手は けれど 途中で行き場を失くした 引き返すことも出来ず 手は ひらひらと宙を舞う 舞いながら彷徨う様は ほら 秋風に舞う銀杏の様だね 季節は巡るよ 私も あなたも どんどん次の舞台へと押し出されて行く 落葉の様に あてどなく されど決して引き返すことは無い
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