飛び出した世界は

「何もいらない、欲しいものなんかない」

飛び出した世界は

全てが思いのままにならず

いっそこんなちっぽけな存在なんかなくなっちまえと

己ごと何もかも捨ててしまえと叫んでいた


夢なんて持っちゃいけなかったね

何かが囁く

偽りの階段を上りつめた

その先に広がる景色は

本当にこんな世界で良かったのかと囁く


実際はこれっぽっちしか登れてはいなかったけれど

随分高く登ったつもりだった

それを思い描いていた世界と違うと嘆くのは

お門違いってものだろう


もっと足を高く上げたら良い

真っ直ぐずっと遠くまで見つめたら良い

時には足を踏み外して

肋骨の二、三本もを折るか知れない

優しい風景ばかりを見慣れた目には

毒々しい世界に目を覆いたくるかも知れない

それでも尚 歯を食いしばって歩き続けられるか

目を背けずに見つめ続けることが出来るだろうか


問い掛けはいつも子犬のように後からついてくる

いや、寧ろ忠実な老犬の様に

ただ黙って影のようについてくるのだ
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# by _kyo_kyo | 2017-10-02 20:25 | | Comments(0)

みいこ叔母さん

叔母が、私に詩は書いていますかと聞いてくる。

叔母は歌人だ。

しかももう90才だろう。

同い年の母はもうずいぶん前に亡くなった。

けれど叔母は遠く離れた地からでも

メールで聞いてくる、今も書いてますか?

痛いとこ突かれちゃうよなあ。

一人暮らしで、仲の良かった妹にも先立たれ、

それでも尚、叔母は私や、姪っ子への気遣いを欠かさない。

私もそんな大人になりたいと思う、この歳で。

私もそんな大人でありたいと思う、この歳だからこそ。
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# by _kyo_kyo | 2017-07-24 17:05 | 感謝 | Comments(8)

ANRAK JOY 佐藤大地

ずっと以前に、私の親友の息子さんが名古屋の専門学校に入学した。
調律の学校で、なかなか優秀だったそうだ。
私は、名古屋のお母ちゃん気分で入学説明会や、卒業式にまで行った記憶がある。
本人は男の子だからきっ迷惑だったに違いないが、遠慮して言えなかったことだろう。

まあそれは置いといて(学祭にも行ってすっかり楽しんでいた私であるが)
彼は地元に近い水戸の大手楽器店に調律師として就職がかなった。
のであるが、その後、右翼曲折を得て、会社を退職し、先輩の飲食店を手伝っていると聞いていた。
のは、本人からではなく無論親友である彼の母親からである。

その彼が、今度水戸に店を出すという。
良く実体が分からないでいたら、そのうち親友がインディーズのCDを送ってくれた。
私はそれを聴いて滅茶苦茶に感動してしまった。
ANORAK JOYというグループでホークギターを掻き鳴らしながらボーカルを務めている。
このサウンドは気持ち良い。それが正直な感想だ。
彼の姿はユーチューブでも見ることが出来る。PVも作って貰ったのだ。
生まれた頃から知っていて、一緒にキャンプにも行った事のある息子(親友の)が、
今、正にプロになろうとしている。
少しでも、多くの人にこの音楽を聴いて貰いたい。
彼らの演奏する姿を見て欲しい。
親ばかって、こういうのを言うんだろうか。。
でも、私は彼の才能は本物だと思う。

でもって、本人からはなんの報告も無いのだわ~~(笑)
もし少しでも興味が湧いたら、Anorak jyo 佐藤大地で検索してみてください。
若いけれど、均整のとれたとてもバランス感覚の良い音楽に巡り会えると思います。

帯にカジヒデキさんが書いてくれている言葉がそのまま彼らの音楽を表していると思います。
「小粋なギターのフレーズに、高鳴るトランペットやグロックッケンの音色。男女のツインボーカル。あぁこれこそ僕の理想的なインディーズポップのスタイル。完璧なブルーハート!ホリディ―の匂いをまとって、若き情熱溢れるアノラッカーよ。ハイランドへいざ進め!」
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# by _kyo_kyo | 2017-07-24 16:19 | 感謝 | Comments(0)

世界は

先端、発端、井戸の中

愛し、愛され、山の中

愛情、純情、踏みにじられ

世界はまるで童話の様

マザーグースか

それともグリム

人の心は闇の中



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# by _kyo_kyo | 2017-02-16 19:06 | 呟き | Comments(8)

呟いてみる

呟いてみる

唸ってみる

じたばたしてみる

呟いてみる

目尻に涙が滲んでいる

指でこすって照れてしまう

新しい音に焦がれている

これは何なんだろうとまた呟いてみる

その美しさに唸ってしまう

けれど何故か嫉妬も妬みも無く

あるのはただ圧倒的感動

この感情をなんと言おう

どうやって伝えよう

そこからまた全てが始まりへと導かれていくのだろう

それは美しい瞬間だ

この心はただ木の葉のように

打ち震えている
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# by _kyo_kyo | 2016-11-26 21:34 | 呟き | Comments(0)

オリーブの実

大粒のオリーブの果実が実るその樹には

心地の良い木陰があり

常葉樹の葉は細くまるで小さな無数の剣の様でもあり

あの葉先に当たるとチクチクと何とも言えない感じになる

葉を刈り取ってごみ袋いっぱいにしてもまだ入らぬ程の茂りようだが

実はほんの一握り

手のひらに納まりきれる量

こういうのを何ていうのでしょうね

私は大量のムダを育てながら

僅かの実を育てることに躍起になっている

それとも

それは意味のあることなのでしょうか

僅かな幸せの為に

大量のムダと向き合う人生
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# by _kyo_kyo | 2016-10-28 23:48 | | Comments(6)

疲れました!

我が家に小鳥が種を落として育ってしまった、センダンの樹。
毎年芽が伸びる度に切っていたのに、病気で2年ほど寝込んでいる間に立派な大木に変身。
暫く放置していたものの、電線にかかってきそうで危ないからと、思いきって腰くらいの所からばっさり切りました。この時点では何の樹か皆目見当も付かず、ブナ?楢?それとも、、と悩む毎日。
でもこれで枯れてしまうかもなあ、と思った私を嘲笑うかのように、スクスクと枝を出し、見上げるような大木に。
やっと花が咲き、鈴なりの実もなり正体もセンダンと分かりました。
しかし、木の実には毒があって食べる事も出来ず、樹は更に伸びて2階より大きな大木に。
玄関に街路樹があるなんてなんか素敵♪なんて事を言っていられる状況でもなく、近所にも肩身が狭く、
何より台風で倒れたら車は全壊するね‼
って事もあり、やっと主人も切ってくれることに。主人切る人、私は木を更に小さくしてごみ袋に詰める人に。
主人は伐るだけ切ったらリタイア。私はそうもいかないから、大木以外は全てまとめてごみ袋へ。
残った大木は今日主人が更に小さくしてごみ袋に詰めてくれてやれやれでしたが、私はすっかり体調を崩し、
憂鬱な気分に。
オリーブの樹も切りたかったんですが、リタイア。実だけ収穫して、前回失敗したオリーブの塩漬けに再挑戦です。
20粒以上取れたので、是非成功させたいです。
上の方にもまだなっているみたいだけど、手が届かず残念です。
此の木も一度倒れたので、いつか機会を見て伐らなくてはならないのが気掛かりなんです。

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# by _kyo_kyo | 2016-10-10 14:49 | Comments(0)

ありたい自分

自然体でいたい

気取らず誰にも媚びることなく

あるがままの己を信じていたい

傍から見たら大した人間ではないだろう

話しても何の面白みも無く

取るに足らない人でしかないだろう

それでも良いと

誰にも振り返って貰えなくとも

感謝の言葉に値しない人間であっても

恥じることなくただ生きていたいと思う

誰かを恨むことなく

誰にも恥じることなく

何度も失敗を重ねながらも愚痴は自分の内に収め

ただ毎日を笑って過ごす

そんな単純な人間であり続けたい

そんな単純なことが

実は一番難しい事なのかも知れないのだけれど

そんな、ありたい自分を渇望する
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# by _kyo_kyo | 2016-08-29 18:46 | | Comments(2)

マーブル模様

古本屋の店先で手にした本からイマジネーション

ビビッと来てインスピレーションが湧きそう

でもそれを消化しきれずフラストレーションのまま

角の喫茶でお茶しながらリラクゼーションタイムを満喫

それが私のリフレッシュ

気を取り直して散策を続ければ

狛犬の前でシンパシー

ちっちゃなおもちゃの様な狛犬達がお出迎え

商店街のど真ん中にこんなものがあったのかと驚きつつ

以前テレビでここが由緒正しい神社であると紹介されていた事に思い当たり変に納得

それでもあまりに商魂逞し過ぎではないかと疑問に思いつつ

それとは別にその可愛らしさに感激

人間ってなんて矛盾する感情を抱ける生き物なんだろうかと

自分のミーハーさに後ろめたさを感じつつ

アーケードを進めば今度は何故か狐の置物の販売所

お稲荷さん繋がりなのか、あり得ないでしょうと思いつつ

その愛くるしい造形に思わず振り返り、振り返り

欲しいかも、と思ってしまう己の浅はかさ

さりとて足を止める勇気の持てない小心者なので

この場合それがプラスに働いていると考えて良いのだろうかとまたまた考えてしまう


今に巨大な火の鳥の様な物がこのアーケードを覆う予定だと言っていたような

それとも鳳凰だったか、あまり違いも分からないけれど

超近代的な納骨堂の設備とは裏腹に

人は古来から変わらずに

権力を誇示する事が好きでたまらない生き物なのだなあと

あらためて考えさせられたマーブル模様の午後
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# by _kyo_kyo | 2016-08-11 00:39 | Comments(2)

人と動物の命を比べる事は

人間と動物の命を比べる事は愚の極みであると

あなたはそれを当たり前のように言い、そう考える

それも一理あるだろう

でも、人の命が何よりも尊いなんて

自分が人間だから何だって言うのだろう


私は色んなモノに変化したい

人間万歳?!

それはそれでとても奢った感覚ではないかしら

それとも私の読みが浅いのだろうか・・・

などとも考えてしまう

私がヒトに生まれたのは単なる偶然でしかない

だから今この時を謳歌しようと思う

けれど自分と係りのある命まで

ヒトでないというだけで貶めてはならない


命あるもの全てを平等になどと言うつもりもない

その時点で私も間違った判断をしているのかも知れない

けれど、命の判断は個々に委ねられている

それを傲慢に受け取るか

過剰に受け取るか

その匙加減が一番難しいのだ

私は半世紀以上経っても

まだその匙加減が分からないまま

地球という世界に生息している

取るに足らぬ生き物なのだ
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# by _kyo_kyo | 2016-08-09 20:43 | | Comments(0)