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靑は何処までも青く

人は人として在るべき姿を失った

哀しみは地を這い

海を遡り

天を目指そうと天馬を駆った


空は何処までも青く

ただ濁りの無い美しさだけがそこにあり

人は姿を失くしても尚、

見知らぬ誰かと手と手を固く握りしめて

己の立つべき場所を求めた


そこがどんな色であろうと恥じる事は無い

そう気が付いたのは

不器用なこの手が何も持たないと気が付いた時

この手は何物ももたらさないけれど

いつかこの身を焼き尽くすあの太陽ですら

軽々と飛び越えてみせよう


誰の目にも無様な姿が写ったとしても

自分は知っている

その姿の本当の意味とその尊さを
by _kyo_kyo | 2016-04-12 21:13 | | Trackback
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