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訳などなく

まだここに書けるということ
それだけで幸せ

涙が内から湧き上がるということ
素直な喜び

自分の意思
自分の傷
自分の心
まるでひびの入ったたまご

割れそうで割れない
脆そうで崩れない

いつか消えるということ
それでもしぶとく強い命
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by _kyo_kyo | 2004-09-30 11:11 | | Comments(0)

誰かを傷つける自分

時々他人を傷つける

分かっているのに尚も傷つける

自分ではどうすることも出来ない

心が共鳴しその人の痛みがチリリと響くのに

やはり止めることが出来ない

傷つけられたから傷つけているんじゃない

とてもとても残酷な感情

怒りの渦に巻き込まれるのはごめんだ


相手の心が、いきなり透き通って見える時がある

怒り、憎しみ、悲しみ、哀れみ、軽蔑

負の感情は、渦を作って私を巻き込む機会を伺っている

言葉を失う


負の感情

凶暴で悲しい

でも今の私には、空に浮かぶあの風船ほどの価値も無い


私はきっと何かを間違っているんだろう

それでも私は私とつぶやいてみる

私の心、少しずつ腐っていくよ
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by _kyo_kyo | 2004-09-28 11:08 | | Comments(0)

透明な世界

水がさらさら流れる様に

心も留まらず流れたら良い

時々私は水になり

さらさら流れて留まらない

水の中では無色透明

誰とも係わり合いを求めない

世界は水滴の中から眺めると

限りなく透き通って綺麗だ

心は不自由な肉体を捨て

更に弾もうとする

この心何処まで流れる

誰も知らない世界まで

無色透明な自由の世界へ
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by _kyo_kyo | 2004-09-25 01:17 | | Comments(0)

夜の道を

夜の道をずっと歩いていた

雷鳴が何度も夜空に響く

少し遅れて怖いくらいに綺麗な稲光

どちらが先でどちらが後か分からない

雨じゃないのに

雨なんか降っていないのに

稲光と雷鳴の中を交互に歩いた


塀の上には黒ぶちの猫

「ねこ、ねこ、ねこ、何を見てる」

身じろぎもせずじっと座ったまま

光る眼を細めながらこちらを見返す


雷鳴が聞こえなくなる頃

気付けばベッドの上

『湘南綺譚』の「アラバスタの姫」

読みもせずに投げ出したま眠っていた

何度も開いた折り目のままに
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by _kyo_kyo | 2004-09-24 01:15 | | Comments(0)

半身の月

空に掛かる大きな月

半分欠けた半身の月

どこへ半分忘れてきたの

空の上から乗り出して

失くした片割を探してる

優しく明るいレモン色

きっとどこかで待っている

あんまり近くにありすぎて

もしかしたら気が付かない

分からなくてぐるぐる探す

尻尾を追いかける子犬の様に

お月様 お月様

今日のご機嫌は如何ですか
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by _kyo_kyo | 2004-09-22 01:13 | | Comments(0)

「ブタのいどころ」小泉吉弘

ブタさんが主人公の、可愛い4コマ漫画だけれど、
中身はなかなか深い哲学。
どの言葉にも唸らされる・・・

「理想の自分は 自分を攻撃してくる」
「他人を攻撃することで 自分の心の痛みに目をつぶるブタがいる」
「痛いところ見つめないと 痛いところは根本的には治らない」
「心も体も 痛みの大きさはそれぞれに違う」
「心の痛みから逃げてばかりでは 本当の自分って見えないみたいだ・・・」
「慰めは 心を眠らせてしまう」
「真の愛や安心感は 恐怖のないところにある」
「他と比べて得た自信など 偽りだ」
「ボクたちは 立ち直れる力を持っている」
「自分を笑えたら 人生は 面白く見えてくる」

私は自分を笑うんだ。
それが恩返しだと信じているから。
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by _kyo_kyo | 2004-09-21 01:12 | 好きな言葉(抜粋など) | Comments(0)

読書「片目を失って見えてきたもの」

チャットをお休みして、
枕の横にうず高く積まれた本の山に溜息^^;
これも読まなくちゃなあと思って、昨日は推理小説と漫画。

今日はもうちょっと元気になって、
ピーコの「片目を失って見えてきたもの」を半泣きしながら読んでいた。
目の癌と片目の摘出・・・

どのページからも人生の深い洞察と、
ピーコの人柄、本当の優しさ、強さ、そんなものが溢れて滲み出ている。

同性愛者であることの辛さも、彼の可愛らしさも、
自分の生まれてきた意味から・・・人を本当に好きになると言うこと。

ああ、この本は生きた哲学なんだなあって思う。
なぜ、私がずっと前からピーコを好きだったのか分かった気がする。

この人は、こんなにも心の大きな人なんだ・・・こんなに温かい心の持ち主なんだ。
大きくて優しくて、辛らつで厳しい・・・
ピーコの言葉には、一つ一つ頭が下がる。
「人間の美しさ」というものの、
本当のありようを教えられ、叱られてもいるようで。

いい男だなあ・・・とまじで惚れちゃいそうだ。
ピーコはやっぱり女性なんだろうなw
でも、かっこいい人間は万人を惹きつける魅力がある。
性別ってなんだろう・・・本気でそう思った。
異性・同性、なんの違いがあるのだろう。
本当にかっこいいや。
うわべの見てくれじゃない、見えない部分こそが大切なんだ。

いかに生きるか、いかに死ぬか・・・
生きることに意味のあるように、
死ぬことにもなんらかの意味があるのかもしれない。

生きるということは、とてもとても奥が深い。
それと同様に、死に様を示すということも、
自分に与えられた役割を果たすということなのかもしれないな。
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by _kyo_kyo | 2004-09-16 01:08 | 好きな言葉(抜粋など) | Comments(0)

白い画用紙

時が砂時計の様にさらさらと

穏やかに流れ続けて心地良い

白い画用紙を何も考えずにじっと見る

最初の色はどんな色

何色を落とそう

ぼんやりイメージが浮かぶけれど

無理に答えを出すことはしない


白の画用紙

白い画用紙

何かを言いたい白い空間


心を覗き込むけれど

旨く浮かぶ色が無い

時間の流れに身を任せたまま

心は白の空間を浮遊する

何色に染まりたいのか

真白い時間の中にいる

少し寂し気な白の画用紙
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by _kyo_kyo | 2004-09-14 01:04 | | Comments(0)

夏の終わり

ひんやりした夜風が頬を撫で

湯上りの火照った体を冷やす

暗がりの中

虫の音が草むらを伝う


もう夏が終わる

虫の音に追われるように

急速に夏が遠のいていく


ぬれた髪を指で無造作に梳き

コップの氷をころころ転がすと

溶けた氷を口に含んで

飴玉のようにがりりと歯を立ててみる


ひんやりした氷の塊を

手のひらに乗せ

火照った手のなかで

みるみるうちに小さくなる氷を

溶けた水滴と一緒に頬に押し当て

小さな欠片を愛しむように

コップに残った最後の欠片をごくりと飲み干す


パタンと窓を閉めると 

虫の音が少し遠ざかる

最後の夏の一夜の情景
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by _kyo_kyo | 2004-09-13 01:02 | | Comments(0)

風船

ゆらゆらゆらゆら揺れる風船

嬉しい時はほわんと浮かび

悲しい時はしぼんでしまう


ころころころころ転がる鞠

心もころころ一緒に転がる

一時もじっとしないで転がっていく


ふんわり広がるフレアースカート

風に乗ってくるくる回れば

心もくるくる回って広がる
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by _kyo_kyo | 2004-09-12 01:01 | | Comments(0)