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切符

幸せ行きの切符を持って

一人汽車に乗ろう

程良い緊張で息が詰まりそうなまま

鞄一つ肩から下げて

見知らぬ土地を目指して行こう

心をぐしゃりと握り潰され

訳も無く泣く事もない

そんな土地へと旅に出よう


何も縛るものの無い

それは開放、それとも放棄

答えの出ぬ問題に

いつまでもマルバツつけていくのはごめんだ


風に舞うたんぽぽの綿毛は青い空一面に広がり

けれど何の庇護もない

それが本当の勇気、本当の自由

言葉はいくらでも出てくるのに

この足は緊張からか

改札のタラップ途中で動かなくなってしまう


去年の雀は寒さに凍えて死んだ

それもまた自由か

目の前に次々と飛び込んでくる破片が痛い

何故の通用しない世界で

確かなものはただ前に踏み出すこの足と

手の平に握り締めた切符一枚


それはとても薄くって小さな紙切れ

なのに今の自分には

何よりも重く感じられて仕方がないのだ
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by _kyo_kyo | 2007-04-30 23:44 | | Comments(0)

溜息の行方

心とこころ

体とからだ

思うようにならない二つ

思うように機能しないふたつ

そんな自分を持て余してまた溜息一つ

誰かが言った、溜息の分だけ幸せが逃げると

今のため息で、どんな幸せが逃げていったのかな

ほうっと漏れた溜息の行方を

シャボン玉のように追いかけてみたいよ

幸せはどこまで逃げて行くのだろう

そ知らぬ顔してその後を

こっそりつけてみたいんだ
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by _kyo_kyo | 2007-04-30 21:31 | 呟き | Comments(0)

突然のさよならの声に振り返れど

もはや人影はどこにも無く

走り去る車窓から洩れたさよならの声だけが

いつまでも耳元に佇んでいる


やがてゆっくっりと名残を惜しむかのように

声も主を追って立ち去り行けば

一人ぽつねんと取り残された私は

後を追う訳でもなく

ぼんやりとただあてどなく歩いている


季節は知らぬ間に初夏の色を纏い

私はといえば、うっすらと汗ばむ季節を拭いもせずに

新しい季節の訪れを憂鬱な瞳の底に閉じ込めたまま

消えていった声を懐かしんでいる
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by _kyo_kyo | 2007-04-28 05:43 | | Comments(0)

木の葉

ひとひらの木の葉

小さな世界のその裏側に

何が見えるか覗いてごらん
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by _kyo_kyo | 2007-04-25 16:46 | 呟き | Comments(0)

焦燥

ちょっぴりの羨望と、ちょっぴりの憧れ

それはちりちりと底を焦がすアルコールランプの焔

あるいは置火のように燻り続けて

燃え上がることは無くとも絶える事はない

焔に暖められた空気の渦が

不穏な己が内をゆっくりと駆け巡っている
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by _kyo_kyo | 2007-04-25 16:08 | 呟き | Comments(0)

未知なる闇のなかで

未知数の闇が

沈黙のうちに訪れる夜には

答えの出ない問題に向かって問いかけてみる


それは少し哀しくて

切なさの内に次の答えを模索しながら

こうしているのは決して自分だけではないのだと

柔らかなビロードの闇を

ただその肌触りゆえに愛するかの如く

感覚的に処理している自分が見える


こんな夜には獣のように

理性に蓋をして

足音を忍ばせて未知数の闇を徘徊する

不確かな自分と不確かな闇と

それを愛する誰かと・・・
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by _kyo_kyo | 2007-04-25 02:56 | 呟き | Comments(0)

ほっこりは、詩を詠む

「この答え 儚く揺れた 楽しめる」  ほっこり作

「この答え 淡く揺らいで きりりと刺さる」  kyo作
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by _kyo_kyo | 2007-04-24 02:45 | 呟き | Comments(0)

たまには吐き出していこう

春の息吹が体の中に流れ込み

血管の中をすごい勢いで流れて行くのに

私ときたら

それはそれは遥か彼方から

まるで異世界の出来事を追うように

ばらばらになった過去の自分を

つなぎ合わせては、張り合わせる

そんな作業にばかり手間取っていて

足元見るのも覚束ない


今の自分を嘆くことは嫌で

けれど好きにはなれなくて

それでも何処かで認めてほしい

そんな強欲な己が見え隠れ


そんなに自分を嫌うなと

消しゴムでごしごし消せたらいいのだけれど

そんなに簡単には存在は消せないのだから

今の自分を認めるところから始めてみよう


それはとても大変で

とても根気のいる作業

だけどこの世が続く限り

逃げてばかりじゃいられない

頭で分かっていることと

実際出来ること

一緒なら楽なのにな


たまには嫌いな部分と向き合ってみよう

そうしてその目でまた現実へと戻っていく

しっかりした足取りを忘れまい


季節は移ろい、人は変わり

そうして自分も変わっていく

そんな変化を悲しまないで

楽しめる自分をみつけよう

楽しかったら単純に腹抱えて笑おう

単純に泣こう、喚こう

そうして自分の帰る場所に戻っていこう

しっかりとした足取りで

みんなには、きっとまた笑顔で
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by _kyo_kyo | 2007-04-17 18:17 | 呟き | Comments(2)

春に

一重の桜の季節が過ぎ

風は波乱を含み春雷を聞く

私はコップの水滴を指でなぞりながら

暮れ行く夕陽の染め上げる

あの空の色になりたいと思う
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by _kyo_kyo | 2007-04-17 17:58 | 呟き | Comments(0)

事柄に寄せて・・・(2)

見上げれば

これも同じ理由から再度アップ致します。
命の尊さを自分なりに噛み締めてみたいのです。
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by _kyo_kyo | 2007-04-09 19:59 | 呟き | Comments(2)