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いつだって 少しだけ

偽りの甘言を駆使し

心の闇にするりと忍び込む

その大胆さと卑劣さを見極める為に

心を研ぎ澄ませよう


ただ優しいとか 素直とか

それはとても素敵なことだけれど

それだけでこの世界を生き抜くのは

とても愚かで危険なことと知ろう


いつもどこかで

甘えてたがっている自分を

時には思いっきり

蹴飛ばしてやらなくてはいけない

痛いことは直接身を以って

覚えなければ駄目なんだ


曖昧な生き方には

曖昧な結果しかついて来ない

偽りで塗り固めた

温い人生なんて送りたくない

逃げ場を確保することに一生懸命で

自分からは一歩も前へ踏み出せない

そんな弱気な自分になんてなりたくない


身勝手な心は

いつも自分だけが一番大切と

心の限りに叫んでいる

傷つければどんな人間だって

同じように血を流し

涙を流すというのに

どうしてそんな大切な事を

忘れることが出来るのだろう


自分だけが傷つかずに

生きていける訳も無く

いつだってこの両手は

諸刃の剣をしっかりと掴んでいるというのに

傷ついた手のひらを眺めながら

何故か最後の覚悟だけが

いつも少しだけ追いつかない
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by _kyo_kyo | 2009-11-15 07:49 | | Comments(4)

零れる涙

笑う傍から涙が零れるのは何故

これ以上涙が零れないように

上を向いて思いきり走り続けた


悲しくないのに泣けるのは何故

「元気?」と聞かれれば

「勿論」と笑顔で応えた

同情なんて欲しくなかった

それなのに何故

涙が零れてしまう


後ずさりしながら

靴の踵でそっと踏み潰したのは

花びらじゃない

枯葉でもない

誰にも知られたくない私の弱さ


人の心とは不思議なもので

どんなに理不尽なことでさえ

自分が悪いのだと納得してしまう

人の心とはそんなにも弱いのだ


この瞳が覚えているのは

きっと優しい夢などではなく

零れ落ちる幾千もの涙

地上に辿り着く前に掴まえて

抱きしめてやりたかった

身勝手で寂しい涙
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by _kyo_kyo | 2009-11-14 21:18 | | Comments(2)

感情を分かち合い

私達は感情を分かち合い

その涙は己の涙となり両の目より零れ

赤い涙が川のように流れて行く


いつ聞いたのだろう

深い溜め息に包まれたその言葉を

暗い海を当て所なく漂う

水母みたいに不確かなその言葉を


思いはさざ波の様に

幾度となく繰り返し打ち寄せては

飛沫となって波に消える


鈍い後悔を影の様に伴いながら

幾つもの思いを断ち切り続け

それでも良いのかと尚も畳み掛けるように

何処からともなく声が問いかけてくる
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by _kyo_kyo | 2009-11-06 05:21 | | Comments(0)