<   2010年 02月 ( 6 )   > この月の画像一覧

若かりし頃の福袋顛末・・・大きなつづらと小さなつづら の巻

先日の福袋の記事に関して、
ぐりーんむーんから頂いたコメントへのお返事を
「記事にしては」とご提案頂きましたので、
古い話で恐縮ではありますが、早速お笑いネタとしてアップさせて頂きます。

以下がその顛末です。

    *  *  *  *  *

私がまだ大学生の頃の話ですが、
お正月にはやはり実家のデパートで福袋の売出しがありました。

福袋初体験の私としては、
こんなに重い福袋にはさぞや良い物が入っているだろうと、
(なんか舌切り雀バージョンっぽくなっていますが)
期待に胸を膨らませて、えっちらおっちら&わくわくと、
やたら重たい袋を提げて実家に帰りました。

そうして、いざ家族の前で福袋を開けた瞬間、
その予想を遥かに上回る物凄さに、
思わず絶句してしまいました。

そこには、ずっしりと重いアルバムが二冊も入っていたのです。
失望のあまり、怒りを通り越しがっくりと肩を落とす21歳の若かりし私・・・

『これはあんまりな・・・惨め過ぎる』
声無き声で呟いた私は、翌年こそはと固くリベンジを胸の奥に誓ったのでした。

それから一年が過ぎ、冬休みに帰省した私は、
再び迷う事無くそのデパートの福袋の初売りに繰り出しました。
普通、去年で懲りたらそれで止めるだろうと思いますが、
変にリベンジに燃えてしまうのが私の悪い癖です。

『今年こそは去年の二の舞は踏まないぞ』
慎重に福袋を手に持ったところ、どれも思ったより意外と軽いではないですか。
『いくらFデパートでも、去年はやり過ぎだと思ったのよね。
あんなヒドイ福袋、いくらなんでももう二度と出会うことも無いだろう』
そう思った私は「おっし、今回はこれで決まり~~!」
と、元気良く戦利品を抱えて実家に戻りました。

やがてみんなが集まり、家族の見守る中、
開封する前から、徐々にいや~~な予感が黒雲のように胸に広がって行きます。
「まさか、これは、もしかして・・・」
再び絶句する私・・・22歳のお正月。。

なんと、その福袋から出てきたのは、昨年の福袋を彷彿とさせるぶ厚いアルバム一冊と、
更にダメ押しの様なスリムタイプのアルバム5冊セット(去年に比べてパワーアップしてるんじゃないかい?!涙)
「どうせ写真撮ったら使うから、良いじゃない」と慰める家族の言葉のなんと虚しく聞えた事よ。
完全敗北を喫した私は、三年目はきっぱりとリベンジを諦め、
Fデパートとは一生袂を別つ決心を固めました(唯のアホや)

アルバムの印象があまりにも強烈過ぎた為、
削り節の缶とか、唯のサラシにしか見えない白いシーツも入っていた様な記憶がありますが、
その他には何が入っていたのやら、まるで思い出せません。
いくら昔の事とは言え、当時の担当者のセンスってどうなっていたんでしょう。

そんな訳で三度目のリベンジはしなかったけれど、その翌年はどうだったのかなあ。
三年目にもあんな物が入っていたのだろうか・・・一生の謎です。
またアルバムが入っていたら・・・本当にイヤだ~~!
なんて、暫くはうなされる様に思い出していましたよ(笑)
[PR]
by _kyo_kyo | 2010-02-27 01:50 | お笑いネタ | Comments(4)

獣よ

掴まえておいて欲しいのは

幸せの青い鳥じゃない

摘んで来て欲しいのは

可憐な野辺のすみれでもない


もう何もいらない

そう言う傍から

寂しさがすき間風のように

また心の裡側へと吹き込んで来る


無心な心と澄んだ眼さえあれば

それだけで十分な筈なのに

生まれ落ちて初めて日の光を浴びる赤子のように

ただ驚きに目を見開いて

何もかもあるがままに捉えられたなら

それだけで本望な筈なのに

それではまだ十分ではないと駄々をこねる

まだ何かが足りないと不平を洩らす


心は何処まで貪欲な獣となるのだろう

何処まで彷徨えば良いのだろう

心の裏側を足音を忍ばせて歩む

この一匹の大きな獣よ
[PR]
by _kyo_kyo | 2010-02-15 00:23 | | Comments(8)

梶浦由記さん・・・kalafina(カラフィナ)ライブ模様

先日、二月三日、娘に連れられてkalafina(カラフィナ)のライブに行って来ました。
娘は以前も書いたように、作曲家梶浦由記さんの大ファンで、
何度もカラオケで聞かされているうちにすっかり覚えてしまいました。
今では私も梶浦さんのユニットFictionJunction(フィクションジャンクション)の隠れ?ファンです。

梶浦さんの最初のライブの時には全く白紙の状態でしたが、
今回はFictionJunctionのメンバーでもある、若菜さんと啓子さんが出るのでとても楽しみでした。
ただ、いつもキーボードとトークで参加する梶浦さんがいないのでそれがすごく残念だったのですが、
若菜さん、啓子さん、ひかるさんが、まるでビジュアル系とは思えないでこぼこトークで、
それがまたとても初々しくて可愛かったです。

そんな彼女達ですが、歌い始めると何か降りてきてるんじゃないかと思う様な歌声で、
透明感に溢れながら時には凄みのある美声のコーラスに酔いしれ、魅せられました。
最初のアップテンポな「プログレッシブ」からもうぐっと来ましたが、
周りがみんな割りとおとなし目なので、ちょっとノッちゃおうかどうしようか迷いましたが、
やっぱりのらないと損じゃないですか。
変ないい歳のオバサンが前の方で・・・(改めて思い出すと恥・・・)
でもでも良いんです。本人が一番楽しかったんだもん!!(もう開き直ってます)

舞台のスクリーンも印象的で、ある時は歌詞が次々と現れては崩れるように消えて行き、
ある時は音楽に合わせて風景が水彩画のように様変わりし、映像を担当されている方のセンスの良さがひと際光っていました。

私としては、いつもCDでばかり聴いていた(一度、先のライブでバックコーラスで拝見した事のある)ひかるさんに今回一番びっくりさせられました。
私が苦手とする癖のある甘い歌声というイメージが強かったのですが、ライブでの彼女の歌声はすごく良かったです。
迫力あるドラマチックな歌声に圧倒されました。
若菜さんの中性的で透明感ある天使の歌声に、啓子さんの伸びのある凄みさえ感じさせる迫力の低音、そこにドラマチックなひかるさんの歌声が、素晴らしいハーモニーを生み出し、
本当にライブにも関わらず何度も目を閉じその楽器のようなハーモニーに体ごと酔いしれてしまいました。

ただ少し残念だったのは、ひとつの曲から次の曲に移る時に何故か一曲ごとに切れている感じがして、今一ノリのテンションが下がってしまう事。これは私だけが感じただけかも知れませんが、もっと全体が流れるようになっていたら、折角の夢見心地な気分がずうっと持続していたのではないでしょうか。

それでも啓子さんの客席への溢れんばかりのファンサービス、しっかり感じた方は多かったのではないでしょうか。お人形さんのように綺麗なのに、客席を一体感に巻き込むあのパワーはとっても素敵です。
若菜さんのルックスとのギャップあるトーク、もっと聞きたかったのですが、やたら照れて今回はあんまり若菜ブシは聞けなかったです(知る人ぞ知る、止まらなくなるサメの話とか)
しかし、特に歌っている時の若菜さんは神秘的で、神々しいまでに綺麗ですね。
そしてひかるさん、話すとめっちゃ天然さんですね。会場から「カワイイ」とうい女性の声しきり。本当に可愛い人だなあと、綺麗系の外見からは想像できない意外な発見でした。

最後に、梶浦さんに会えなかったのが、すご~~~~く残念でした。
欲を言えば、FictionJunctionメンバーの貝田さん、かおりさんにも会いたかったなあ。
[PR]
by _kyo_kyo | 2010-02-07 23:59 | 雑記 | Comments(0)

声の記憶 k

耳を澄まし

その声をほどけたならと思った


何処かで耳にした懐かしい声が

繰り返し繰り返し

寄せては返す波のように

また耳に響いては

知らぬ間に消えて行く


これは昔見た夢

それとも現実


ただ繰り返し訪れる声の響きに

その意味も理解できぬまま

何度も掴み損ねた

懐かしい声の記憶を

またひとつ積み重ねて行く
[PR]
by _kyo_kyo | 2010-02-06 00:02 | | Comments(0)

無心

暗い道をずっと

一人で歩いているのだと思った

誰もいない世界で

唯一人迷いもがいているのだと思った


孤独とはどういうものなのか

それまで幾度となく考えた筈なのに

寒雨の肌に切り込むような冷たさが

孤独という文字の

雨粒となって肌を容赦無く打つように

ただ無心に打たれ続けたいと願った
[PR]
by _kyo_kyo | 2010-02-05 18:31 | | Comments(0)

音も無く 声も無く

伽藍のかけら

音も無く転がる

壊れたのは伽藍ではなく

その中に閉じ込められた儚い音色


水晶の結晶

割れて崩れる

壊れたのは水晶ではなく

封じ込まれた光のプリズム


あまたの音色と

幾千もの光が

壊され打ち捨てられたまま

時の彼方に置き去りにされる


私達の流れ行くこの先に

その音はあるの

その光をいつか

再び目にする時は来るの


ひた向きに先を急ぐ私達の

振り返るその向こうに

もはやあの音色を

捜す事はできない

あの光の差すことも無い


それでも尚 信じるしかないんだ

いつかまた出会えると

信じて歩んで行くしかないんだ


あの美しい音色と

優しさに溢れた光に

きっとまた出会えると信じて

それだけが今の自分に

できることの全て
[PR]
by _kyo_kyo | 2010-02-04 02:03 | | Comments(0)