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ラビリンス

どうして同じことに悩まされてるの

そんなのおかしいと分かっている筈でしょう

頭の中 空回りする

同じところを唯 ぐるぐる回る

自分の尻尾を追いかける子猫のように

いつまでこんなことを

続ければ良いの


きっと答えは出ない

出口の場所も 分かっているのに

どうしても辿り着けない

そこ迄たどり着く 

その道が見えない


宇宙独楽のような

危なげなアクロバット

一体いつまで続ければ良いの


どうにかしたいと思っている筈なのに

どうしても道が見えない

答えははっきり見えているのに

どうしてもそこへは辿り着けない


一体何を苦しんでいるの

そんなに取り乱しておかしいったらないわ

出口を目指して

孤独な迷宮の中

何処まで行ってもきっと辿り着けない
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by _kyo_kyo | 2010-09-26 19:07 | | Comments(2)

硝子箱の中

美しい思い出が次々と夢の中で甦り

幸せな想いが胸の奥から溢れ出ては

涙のように零れ落ちてしまいそうで

このままもう一度

柔らかな眠りの中に埋もれてしまいたい


一歩一歩踏みしめながら歩く足元には

もはや秋の落ち葉が真っ赤に輝いて

先を歩く見知らぬ人達が

振り返ると皆懐かしい顔ばかりで

幸せそうに笑いながら

ずっと一緒に歩いている

ただそれだけの事なのに

この高揚感は何だろう


全てがお日様のように眩くて

木漏れ日の中 

ちりちりと耳に響く小鳥の声が

誰かの話し声に重なっては消える

これは現実

それとも夢の続き


遥か彼方より聞える少女の歌声に

重なるように一際鋭く響く少年の歓声

これは幻

それとも空蝉

少年はどこまでもボールを追い続ける

少女の歌声を後に残し

やがては誰も追いつけない

世界の果てまでへも


妖い夢の美しさに息もつけないまま

脆い繭に包まれた夢を見ている

今にもシャボン玉のように壊れそうで

溜息ひとつ漏らすだけで

さらさらと崩れてしまいそうで


この輝きをそっくりそのまま

硝子箱に仕舞い込んでしまおう

誰にも壊されないように

夢をそのまま丸ごと閉じ込めて

秘密の森は今も消える事無く

小さな箱の中で輝いている

きっと変わる事無く

ずっと輝いている
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by _kyo_kyo | 2010-09-25 00:31 | | Comments(0)

詩を書いてる?って。。

詩を、書きながら、
いや、言葉を口ずさみながら、
さて、いざ書こうとPCの前に座ると言葉が掻き消えてしまう。

道を歩きながら、電車に揺られながら、はたまたお風呂でぼんやりしながら、
あんなにすらすら浮かんでたのに、まるっきりなんにも浮かんで来ない。

こんな時は、自分の才能の無さに絶望的気分に落ち込み、
所詮自分は感性だけで突っ走っているダメ人間なんだと自覚する。

だって、詩ですよ?
詩が鼻歌の様に浮かんではもう思い出せないって・・・
「あんた、詩をバカにしてんのかい?」
「いいえ、滅相もございません!お代官様><」
てなもんです。

地が、こんなおちゃらけ人間だから無理も無いが・・・
そうだなあ、言葉も嫌がるってこともあるのかなあ(汗)
でも、それはそれで悲しいなあ・・・
等と考えてしまう(訳ではない!)

ええい、言葉の分際で、私に逆らおうとは百万年早いわい!
ねじふせてくれる~~~(私はゴジラか^^;)

そいでもって、暫くはPCの前で没頭ですね。
でもって、玉砕な時は己の才能の無さを更に罵り、
「やっぱし、私なんて感性だけで突っ走ってるノータリンさ~TT」となり、
その反対に、ちょっとましなモノになってきた時には、
「もしかしたら、もしかして、私って天才かも~~^^」
等と、たまには言ってみたいが、
残念ながら誰も聞いてくれる相手がいないTT

まあ良いんです。
誰か読んでくれている人がいればそれだけで。
まあ、自分で読んで満足してる、とも言えるけど(爆笑)
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by _kyo_kyo | 2010-09-24 01:43 | 呟き | Comments(2)

雷鳴

遠くから響くあの音は

あまりにも美しく

あまりにも恐ろしく

私達を覆い尽くす


太古からこの地上を支配してきたのは

ちっぽけな欲でしか動かない人間などではなく

善悪を超えたこの世の不思議


いつかその不思議の全てを

この目で見ることが出来たなら

いつかこの世の謎の全てを

この手のひらに乗せることが出来たなら


かつてイブの伸ばした右手には

赤い林檎が掴まれていた

ではその左手は何を掴んでいたのだろう

その時アダムは何を掴み 

そして何を手放したのだろうか


天空より響くあの音は

余りにも容赦無く

圧倒的な強さで

私達を打ち据える


雲を切り裂き

空を真っ二つに貫いて

太古の昔より続いてきた

この世のものとも思えぬ光景を

私達の前に広げて見せる
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by _kyo_kyo | 2010-09-24 01:11 | | Comments(0)

黎明

綿飴のように包み込む優しい言葉は

何時しかぐにゃりと捻じ曲がった

飴細工のような言葉へと変貌を遂げる


いつかきっとという切なる願いは

そんな風に乱暴に捻じ曲げられ

やがては海辺に打ち上げられた流木のように

誰にも顧みられること無く打ち捨てられる


降り止まぬ雨が頬を打ち

打ちつける雨の音が耳に痛い

低く垂れ込めた波乱含みの暗雲は

やがて来るであろう

黎明を運ぶ幸運の兆し


澱んだ空を一瞬で打ち抜く

一条の閃光

あの光に打たれたくて

容赦無い光にこの身を切り裂かれたくて

目を逸らすことも出来ぬまま

心は憬れに打ち震えている
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by _kyo_kyo | 2010-09-23 22:51 | | Comments(0)

生きていこう

少し悲しい言葉を聞き

心が少しだけ陰る

木漏れ日の心地良い蔭りでは無く

それは小さな氷の塊り


飲み込むには大き過ぎ

けれど決して呑み込まれはしない

それは自分の強さ

それとも心が乾いているの


理由なんて分からない

けれどもっと悲しい筈なのに

心は一瞬で次のページへと身を翻している


それが生きる為の知恵と言うならば

『そんな知恵なんてホシクナイ』

過去の自分ならきっと

迷う事無くそう言うだろう


けれど今の自分は知っている

生きる為には

時として薄情になる事も必要なんだ

思い上がりと 思いやりを 取り違えてはダメなんだ

人生はなんて過酷なんだろう

人生はなんで残酷なんだろう

それでも

人生って なんて輝いているんだろう


毎日やり過ごしている平凡な日々が

ふと振り返った時

掛けがえのない宝石のように輝いている


その光を忘れずに

ずっと大切に抱えて行こう

最後までしっかりと

この人生を生きて行こう
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by _kyo_kyo | 2010-09-11 11:33 | | Comments(4)

ずっとこのまま

沢山の方に掛けた迷惑が

沢山の人への想いを呼び覚ます

時には泣き

時には怒り

そして時には笑いながら涙する


ありがとうと、伝えられなかった人たち

ありがとうと、伝わらなかった人たち

そうして

ありがとうと伝えたかった人たち


人を好きになることの

難しさを教えてくれた人たち

人を好きでいることの

難しさを教えてくれた人たち

そうして

自分を好きであれよと

思い出させてくれた人たち


私の横で笑っているあなた

私の後ろでくしゃみしてるあなた

私の前で貧乏揺すりしているあなた


みんなを好きでいたいのに

みんなを好きではいられない

誰も嫌いにはなりたくなくて

なのにきっと嫌いな人が現れてしまう


いつも自分の物差しでしか計れなくて

そんな自分を愚かしいと思いながら

思い上がった自分を

きっとどこかで許している


我儘な自分を

ずっとこのまま愛している
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by _kyo_kyo | 2010-09-04 02:52 | | Comments(2)

海の底で

海藻のように揺ら揺らと

海の底で眠っている


貝の吐き出す泡のような

夢を食べながら眠っている


静かな闇に包まれて

深い眠りに落ちている


じっと閉じた瞳の底に

繰り返し現れるのは

遠い日に見た記憶の名残り

懐かしい思い出の欠片


水面を照らす月の明りが

青白い光となり海の底へと落ちて行けば

闇の裂け目より一筋の音楽が

今も変わること無く響いているのを

聴くことができるだろう
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by _kyo_kyo | 2010-09-03 23:48 | | Comments(0)