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私事です パート2

無事手術も終わって、と言いたい所ですが、術後に全身麻酔が覚めると共に、お腹の左半分掻き回される様な猛烈な痛みに襲われ、髪かきむしりのたうち回ってました。

結果、やはり麻酔の効きにくい体質とのことで、薬が半分しか効いていなかったらしいです。手術中はグッスリリだったのになぁ。
お陰で切腹する武士の痛みの半分くらいは分かりました(涙)

しかし、自分がこんなに痛みに弱いとは、髪かきむしり、服に噛みついて悔しがっていましたが、負けは負けです。

潔く諸々の痛み止めのお世話になりながら唸り続けた2日間でした。多分ももう暫くは個室に居られるので安気です。

大部屋も今回は割りと楽しいのですが、この状態での個室は天国のようです。
こんな状態で文句を言ってはバチが当たります。

1日でも早く体を治すことに専念しますね。皆さんも、どうぞ大変な毎日、お体に気をつけて。精神的にも無理理をなさいません様に。
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by _kyo_kyo | 2011-03-27 16:52 | 雑記 | Comments(14)

災害に寄せて

懐かしき彼の地は波にのみ込まれ

累々と打ち寄せるのは

逃げ遅れた魂の群ればかり



頬伝う

涙はきっと知っている

この頬もいつか同じ様に朽ち果てると



何故だろう

他人を想う故に攻撃的になり

他人を想うが故に優しくもなる

人とは本当に身勝手な生き物



愛しなさい

自分の隣にいる他人を

許しなさい

自分の前にいる他人を

悔いなさい

今まで自分の犯してきた

罪の全てを



君の元へ届け

命の光

いつかきっと訪れる確かな未来

それが絶望と言う名に縁取られていようとも

君は掴むんだ

自分にしか掴めない新たな世界

信じるんだ

この思いの太陽まで届く事を

絶望の殻を打ち破り

君と私はしっかりと手を繋ぎ

きっと未来目指して飛び出そう

それが例えどんな未来であったとしても

この胸の希望は消せない
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by _kyo_kyo | 2011-03-26 15:24 | 呟き | Comments(0)

私事です

こんな現在の日本の状態で、
私個人のことを書くのは正直気が引けますが、
実は明日から婦人科系の手術の為、20日程入院することとなりました。

その間、ブログの更新は不可能かも知れませんので、
今のうちに告白しておきます。
入院して25日が手術なので、その後きっと退屈だろうから小説の構想を練りたいと思っておりましたが、
先の地震で、なかなかそんな気分になれずにおります。

それでもやはり書くことが好きなので、きっと書いていると思います。
まだ余震の続く中、不安に脅えながら不自由な生活を強いられている方々の事を思うと、
呑気に入院してる場合じゃないような気も致しますが、どうぞご勘弁を。

甘いかも知れませんが、私が退院する頃には、
余震もすっかり収まり、被災地にも明るい見通しの立っている事を切に願っております。
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by _kyo_kyo | 2011-03-22 13:56 | 雑記 | Comments(4)

災害その後

現在、福島の原発問題は大きな暗雲として私達の前に立ちはだかり、
当然ながら連日のニュースも信用出来ず、新聞・週刊誌の類も所詮人の書くもの、
どこまで真実をありのままに伝えているか、
残念ながら、専門家でもない一般庶民の私等には到底理解できず、
汚染されて行くばかりの日本への不安と、
命の危険を侵しながら現場で働いて下さっている関係者の方々へ、
深い感謝と尊敬の思いが募ります。

日本は安全な国だから、保全の技術が発達しているから、だから被爆しても大丈夫?
私達は、日々の便利さと引き換えに、本当に大きな怪物を生み出し容認してきたものだと、
あらためて、再び原爆の恐ろしさをかみ締めています。
日本中が混乱する中、無闇に不安に駆られてパニックを起こしては駄目。
それは重々分ってはいるのつもりですが、情報を隠蔽し、小出しにしているとしか思えない政府には、
信頼する気持ちも無くなり寧ろ嫌気がさして来ます。

地震対策は万全と言われ続けて来たことを
鵜呑みとまではしないまでも危機意識の薄かったこと、
我ながら安易であったと思いますが、
M9の地震がこんなにも本土近くで起こったことは本当に不幸だったとしか言い様がありません。
過ぎたことを言うのはたやすいですが、
今は事態の収拾と今後の安全を一刻も早くと願うばかり。

政治家は安全な場所にいて、どうして一般の方々がこんな目に合うのでしょう。
そうして社員や下請け、自衛隊、警察だからと更に危険な目に合う人達がいる。

世の中は不公平過ぎませんか。
弱いものはやはり死んでも仕方無いのですか。
これは私の個人的な感想です。
誰かの気分を害したくはありませんが、
地震であえぐ宮城や岩手、そして被爆に苦しむ福島と近隣の県、
そして今回の震災で様々なダメージを負った多くの人々、
これ以上災害の広がらない事を願うと共に、
生き残った方たちの一日も早い救済を望むばかりです。

私達に何が出来るでしょう。
何度悩めども、明快な答えは出ずに苦しいばかりの日々が続きます。
いつかきっと、またみんなで笑い合える日の来ることを願うと共に、
震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りしております。
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by _kyo_kyo | 2011-03-22 13:45 | 雑記 | Comments(0)

2011年3月11日 東日本大震災

一瞬前までは普通に笑っていたのに、
次の瞬間に何があるなんて誰にも分らない。

大地震はM.9、忍耐強く穏やかで笑顔の優しい人達が住む岩手や仙台に、
一瞬で10メートルを越すどす黒い大津波が押し寄せ、
あっという間に人々を車を家をのみ込み、全てが濁流に押し流され破壊され水没した。

テレビが映し出す大型フェリーが街中にまで流され、車が家屋の屋根に幾重にも積み重なる映像は、正に衝撃的だった。
こんな惨事が本当にあるなんて、次に大地震があるならきっとここ東海と思い、
半ば覚悟もしていただけに東北から関東にかけての震災は信じられないものがある。

大地震のその時、職場で気持ちの悪い揺れが一時間以上何度も続くので、
同僚ともっと大きな揺れが来たら、ここにいたら危険だからホールまで逃げようと話していた。
まさかその地震で、あれ程多くの犠牲者が出ていたとは。

更に映像は続き、仙台の飛行場の水没している様、何度も繰り返される濁流の物凄い勢いと破壊力、
色つき積み木をばら撒いたようにコンテナが散乱する様、
都心では電車の目途が全く立たず、黙々と道路を歩き続ける帰宅難民と車の大渋滞。

日本はどうなってしまったの、呟きながらも黒煙を上げながら燃え上がる石油コンビナートの映像に、
ひと晩中テレビから離れることが出来なかった。
阪神大震災のことを思い出しながら、更にその何十倍も上回るであろう震災に言葉を失った。

そして現在、まだ福島の原子力発電所の放射能問題がある。
これから更にどれだけの被爆者が出るのか想像するだに恐ろしい。
一刻一秒も早く事態の収拾を望むばかりである。

静岡ではつい先程震度6の地震があり、こちらも震度3の揺れがあった。
今度は東海大地震が来るのだろうかと思う自分がいて、これ以上震災が続いたら日本はどうなってしまうのだろうと思う。
全てを失くしてしまったら、自分だけ生きていたくないだろうな。生きて行けないかも知れないな。

それでも身勝手な私は思うのだ。
今回の震災で家や家族を失って絶望の中にいる人達、ずっとずっと立ち直れないかもしれない。
それでもゆっくりでいいから、どうか自分を見失わないで、逝ってしまった家族の分まで、
想いを抱えながらで良いから、自分の足でいつか立ち上がって欲しい。
何時の日か分らないけれど、失った命の分までまだまだ生きて行って欲しいのです。
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by _kyo_kyo | 2011-03-16 01:49 | 呟き | Comments(2)

夢見るダイアモンド  6

              6

デパートの宝飾市の最終日、美沙は再び足の赴くまま催し物会場へと向かっていた。
もう掘り出し物どころか、自分に買える様な価格の商品は何も無いかも知れない。それでも、ここ数日どうしようと迷いながら、もう一度あの店に向かっているのは、ひょっとしたら柳瀬がまた叔父の手伝いに来ているのではという儚い思いと、もう一度叔父であるあの店主とゆっくり話してみたいという思いからでもあった。

「良くいらっしゃいました、佐伯さんで宜しかったでしょうか?」接客中であったにも係わらず、目ざとく美沙の姿を認めていた柳瀬の叔父が、客を送り出すと直ぐそのまま他の店員を押し止めて、自ら彼女の所へとやって来た。
「この間は私ばかり話してしまって、しかも慌しくて申し訳なかったですね」確か先日、自分からは名乗らなかった筈だ。おそらく、あの後弘喜から彼女の事を聞いたのだろう。
「今は真辺ですが、佐伯のままで結構です」「分かりました」と言いながら叔父が言葉を続ける。
「弘喜は最終日なので今日も手伝いに来ているんですが、私の使いで丁度出かけてしまいましてね、あの子には随分助けて貰っているんですよ」そうなんですか、と相槌を打つ美沙を遮る様に、でも、と言葉を続ける。
「美沙さん、弘喜の同僚だったならどんな風か分かるでしょうが、あの子は営業の仕事はきちんとやっていたのでしょうか」驚いて、ショーケースを覗いていた顔を上げた美沙に畳み掛けるように言葉を続ける。
「こんなことをあなたに聞くのも何なのですが、営業に向かず思い悩んでいた様なそぶりは無かったでしょうか」
頭の中に数年前の営業マンとしての柳瀬の姿が甦る。あの彼を知る限りでは、そんなことは到底思いもつかない。思いもつかないけれど、このご時世である。何がどうなっても不思議ではない。ましてや美沙が知るのは数年前の柳瀬なのだ。
「私が知っている弘喜さんはもう3年以上も前の事になりますけど、これ以上無いという位優秀な営業マンでした」美沙の言葉を聞くと「そうですか」と叔父は肩で息をするような小さなため息をついた。

美沙の中に不安が暗雲のように浮かび上がる。「弘喜さんに何かあったんですか?」
「私の取り越し苦労だったら良いんですが」と言葉を濁しながら話してくれたそれは、
多忙にも係わらず、過去にも彼が度々叔父の店の手伝いに来ていたこと、最近では冗談ともつかない口調ながら、叔父の跡を継ごうかな等と言う時があるとの事であった。
確かに柳瀬ほど優秀な営業マンがこんなに有給を取るのもちょっと変な気もする。
「それは心配にもなりますね。でも営業マンとしてはとても優秀な方ですから、やはりご心配されているような事は無いとは思いますよ」
美沙の言葉に「有難う御座います、お恥ずかしい話ですがそう言って頂いて少し安心致しました」と叔父は頭を下げる。しかし美沙の方はそうはいかない。彼の叔父の手前、あんなことを言ったものの、本当に大丈夫なのだろうかと心配になってくる。何しろここ数年の彼の事など、叔父以上に何一つ知らないのだ。

「ところで」と叔父が美沙に言う。「佐伯さんは宝石のデザインにも興味がおありとか。大したものはお見せ出来ませんけれど、この宝飾市が終われば少しは暇が出来ます。お時間さえあれば、弘喜に案内させますから、店舗へも是非いらして下さい。あちらには私の昔の作品も飾ってあるんですよ」
何となく誇らしげな叔父の言葉に、美沙にも再び笑顔が戻って来る。「弘喜さんさえ大丈夫ならば、是非お願いします」

美沙はその日、叔父の店で小さな銀の雫のピアスを購入した。
それは銀の雫に小さな金の粒にラインが入っていて、まるで雫の中にお日様が映り込んでいるようなデザインだった。
「やはり良く似合う。私が思っていた通りでした」叔父の言葉で、それがわざわざ来るかどうかも分からない美沙の為に取っておいたものであったことが察せられた。
「揺れる角度で違った感じになってとても綺麗ですね。派手じゃなくて普段使いできるのも気に入りました」
嬉しそうな美沙に向かって「私の作品を気に入って頂けてとても嬉しいです」
「叔父さんのオリジナルなんですか?本当にこんなにお安くして頂いて良いのですか」
遠慮がちな美沙に「大丈夫、元は取らせて頂いていますから」と言いながら済ました顔でラッピングを済ませると、はい、と小さな包みが渡された。「では、弘喜には私から話しておきますから必ず遊びにいらして下さいね、お約束ですよ」
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by _kyo_kyo | 2011-03-03 23:49 | 小説 | Comments(6)