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生きて行こう

私は忘れない

一つの季節の過ぎていった事

きっと忘れない

その中に残された様々な感情

言葉は足りなくても

感情はむき出しでも

今は

何も忘れたくはない


何時か時は過ぎ

貴方の願ったようには

何もかも

覚えていられないかも知れない


それでも小さな花を可愛いと思い

沈む夕陽を眺めてその美しさに胸が熱くなり

ほのかに漂う夕餉の匂いに

温かな台所を思ってみたり

そうやって私達の日常は過ぎて行くのだ


それが生きるってことだ

単純で

だけどしぶとく美しい

あなたが過ごしてきた毎日のように

私もまた毎日を過ごして行こう


感情は美しいままでは無いかもしれない

傷つき挫けながらそれでも何とか

再び歩き出せる様になるのは

誰かの不幸や幸福と己を比較するからじゃない

自分の為に生きようとする思いが募る程に

より真摯に自分と向き合えるのでしょう


投げやりな時間はきっと無駄では無く

とことん挫折しても

そういう時も誰の人生の中にも必ずあると

人生は絶対に公平じゃないけれど

同様に自分だけが不幸じゃないと

きっと気が付くときがある

みんなそれをどうやって乗り越えて行けるかなんだ

私達は皆同じ舟に乗る同胞(はらから)なのだから
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by _kyo_kyo | 2012-10-30 10:11 | | Comments(4)

夢見るダイヤモンド 16-2

途中まで自転車を漕ぎながら早まったと思う。
確かに家は意外と近い。けれど昨日の傷の疼く体での自転車はきつかった。
「バスならあっという間だったのに」と独り言を言いながらも、ここまで来たらもう行くしか無い。

あともう少しと言うところまで来て、ハタと困った。
今行くと、丁度お昼時に掛かるのではないか。
電話をしてから伺うとしても時間が悪い。何処かで時間を潰して午後からにしようか。
そう思って近所を見渡すと、ちょうど通りの向かいに喫茶店の看板が見える。あそこでお昼を食べてからにしよう。

ガラン、ドアに取り付けてあるベルがひと際大きく鳴る。いかにも牧場で牛のつけていそうなカウベルだ。
「いらっしゃいませ」カウンターと客席が数席あるだけの小さな喫茶店だ。カウンターを占めるのは常連ばかりで場違いな感じは拭えない。

「あ、そこの席どうぞ」中年の女性がいかにも手慣れた風にボックス席のお客のおじさんのコーヒーと灰皿をカウンターの隅に移動させて席を空ける。
おじさんも何の抵抗もない様で、美沙が何か言おうとするのを鷹揚にさえぎるとカウンターの馴染みと話しを続けながら水を持って後からひょこひょことついて行く。
「何になさいますか」と言いながら美沙の顔を覗き込んだママが「あらまあ」と驚いた顔をする。
「顔どうしたの、転んだ?」「ええ、ちょっと」美沙が慌てて答えると、「そりゃ可哀想に」と店の常連さん達からも声が掛かる。
「まさちゃん、そこの引き出しから消毒薬とバンドエイド持って来て」ママが声を掛けると、常連のおばさんがどれどれと言いながら店のカウンターの中に入ると手慣れた様子でバンドエイドと消毒薬を持ってきた。
美沙が恐縮していると「気にしないで、みんな結構怪我してここで薬貰ったりしてるから」と、まさちゃんと呼ばれたおばさんが声を掛かる。
「若い子が顔なんか怪我しちゃだめよ」ささっと消毒してバンドエイドまで張ってもらう。
ついさっきまでこういう雰囲気は場違いと思っていたのに、いつの間にか見知らぬ人達と仲良く話している自分を発見してしまう。
ママ特製の焼うどんは、ボリュームがある上におかかと紅ショウガがきいていて美味しい。

「その岡野さんって多恵ちゃんの家のことね」聞かれるままに当たり障りのない程度に昨日の話をするとママが言う。
「お子さんは彩乃ちゃんって名前でしたけど」「うん、多恵ちゃんの子供、彩乃ちゃんって名前だったからやっぱり間違いないわ。多恵ちゃんも彩乃ちゃんも小さい頃からよく知ってるけどみんな良い人達よ」
この時間は多分家にいるだろうという、何の根拠もない太鼓判をママに押してもらい、絆創膏のお礼を言って店を後にする。
美沙の目指す家は通りの向かいの端にあった。
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by _kyo_kyo | 2012-10-26 11:59 | 小説 | Comments(0)

全米ツアー「B'z LIVE-GYM 2012 -Into Free-」ファイナル

久々に書いちゃいます、
B'zネタ。

『全米ツアー「B'z LIVE-GYM 2012 -Into Free-」ファイナル、
ロサンゼルス・Gibson Amphitheatre公演の全世界配信が決定しました。』
というニュースで、今年は諦めていたB’zのライブを堪能できた私は幸せ者です。

丁度配信予定の10月8日は仕事も休み^^
ワオ!!でした。
ただ、稲葉さんの髪にすごい違和感が^^;
スタイリストさんはいなかったんでしょうか。な訳ないか・・・
短い髪より長めのが似合うとは思うけど「洗いっぱなしで来ました」感いっぱいの髪型。
でもでも良いんです。どんな髪型でもカッコイイものは良い^^
いっそあのまま伸ばしたらどんなかしらん、と想像したりして。
松本さんも何かめちゃめちゃかっこ良かったなあ。

ファンじゃなきゃ全く興味ないでしょうが、
一応その時のセットリストを(英語はカタカナで)書いておきます。


1  愛の爆弾(英語)
2  ゴー フォー イット ベイビー(日本語)
3  ウルトラソウル(英語)
4  スプラッシュ!(英語)
5  ブライター ディ(英語)
6  イ-ジーカム イージーゴウ(日本語)
    稲葉さんフォークギター
7  モーテル(日本語)
8  もう一度キスしたかった(日本語)
9  ゼロ(日本語)
10 ミエナイチカラ(日本語)
11 ねがい(日本語)
12 さまよえる青い弾丸(英語)
13 ジュース(英語)
14 イッツ ショータイム(日本語)
15 衝動(日本語)
 〈アンコール〉
1  ホーム(英語)
2  ブローイン (英語)

あっという間に終わった感じでしたが、鏡を見たら両目が真っ赤でびっくり。
でもって最後にサプライズでB'z LIVE-GYM 2012 -Into Free- EXTRAの日本追加公演のお知らせ!!
東京・名古屋・宮城・大阪の4会場で4日間だけ、というスペシャルな企画。
参加する全ての人の同伴者様含む、写真付身分証明書の確認を行うという徹底ぶり。

ダフ屋の入り込む余地ありませんね。でもそれくらいで丁度良いと思いました。
最近、オークションで転売してぼろ儲けする人が多すぎますから。
私もダメもとで名古屋ガイシに応募してやっぱり駄目でしたが、
娘と一緒に当日会場まで単純に遊びに行きました。
当たった人、羨まし過ぎです。

大々的に告知しなかったので、何時もよりは集まってる人も少な目に感じましたが、
グッズだけ買って一応満足しつつ、帰りにカラオケで一休みしてから帰宅。
来年の25周年は絶対に参戦したいと思う私なのでした。

因みに、EXTRAではゼロをやらずに、アンコールで韓国の歌手に提供した曲(ヒート〉一曲を披露して終わったようです。



!他の方の記事を参考に見てたら、
どうも私は日本公演のセットリストを勘違いしていたようです。

1.Love Bomb(愛のバクダン 英語バージョン)
2.GO FOR IT, BABY -キオクの山脈-
3.ultra soul(英語バージョン)
4.Splash(英語バージョン)
5.Brighter Day
6.Easy Come, Easy Go!
7.MOTEL
8.もう一度キスしたかった
9.愛しい人よ Good Night…
10.ZERO
11.ミエナイチカラ ~INVISIBLE ONE~
12.ねがい
13.Into Free -Dangan-
14.juice(英語バージョン)
15.IT'S SHOWTIME!!
16.衝動
 〈アンコール〉
1.Home(英語バージョン)
2.HEAT
3.BLOWIN'

以上の曲目だった様です。
「愛しい人よ~」が入ってるし「HEAT」もB'zバージョンで聞きたかった!!
これ、DVDにしてくれないかなぁ・・・無理なのかなあ。

私が初参加した「ビックマシーン」もDVDになってないし、
娘と初参加だった「CIRCRE」のライブも一部特典でしか映像にならなかったし・・・
参加出来なかった「アクション」のライブもDVDなってないしなあ。。
今回の様なショーケース並みのはDVDならない可能性が高いなあと、ちょっと凹みモードです。

まあ良いんです、欲を言ったらきりが無い。
来年こそは何とか頑張って参加するぞ、と運を天に任せている私です。
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by _kyo_kyo | 2012-10-21 16:35 | 雑記 | Comments(7)

季節は移ろい

季節の移ろいばかりが早くて

気持ちが追い付いて行かない

夏のじりじりと照りつける日差しをものともせず

煩いほど鳴き続けていた蝉達は何処に落ちた

今は溶けた黒いプラスチックの様な残骸を目にすることも無くなり

ときおり草色に染まったバッタが草むらから踊り出ては

己が姿に慌てふためいた様子でそそくさと逃げて行く

土は地熱を失い 夏から秋へと思う間も無く

外で暮らすものには厳しい季節が

もうそこまで近づいている
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by _kyo_kyo | 2012-10-18 19:42 | | Comments(2)

雨のリズム

空から落ちる滴は

リズムを刻み音楽を奏でる

それは単純で優しいフレーズ

誰もが口ずさめる穏やかな音色

天上の彼方から

次々と落ちてくる音符

水たまりに落ちて泳ぎ出すオタマジャクシ

黒い尾ひれの奏でる軽快なリズム

夢の中でも泳ぎ続けるリズム

弾むようなオタマジャクシの奏でる世界
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by _kyo_kyo | 2012-10-18 12:04 | | Comments(2)

夏の花火

浴衣姿の少女達を覆っていた小雨が上がると

空が端からどんどん夜色に染まり始め

太鼓の音が雑踏の喧騒を叩きながら

祭りの始まりを告げる


屋台から漂う焼そばやイカ焼の胃袋を刺激する匂い

道端に散らばるリンゴ飴の棒や空き缶

びっしりと立ち並んだ屋台の合間を縫い

人々が川の様に流れて行く


大空に響くひと際大きなドンという音

花火目指して一斉に人波が押し寄せ

夜空が鮮やかな華に彩られる夏の宴が始まる

空に浮かんだ赤いハートや星が煙となって風に流れ

金の大輪が空いっぱいに花開き

輝きながら消えて行く

次々と打ち上げられる花火の

光りながら崩れ行く様に

「たまやー」思わず声が出る

夜空を覆う大量の煙と

むせ返るような火薬の匂い

閃光がこだまする中を

何度も旋回する

ヘリコプターのプロペラ音


鼓膜を打つ音に胸が高まり

夜空が輝く度にどよめきが起こる

父親の肩車の上で揺れる幼子の切り揃えた前髪

ビールを片手に夜空を見上げる陽に焼けた若者達

チカチカ光る腕輪を付けたか細い腕の少女

皆が今この空を見つめている

一瞬で散って行く火の花を見守っている


この夏のほんの束の間の美しい宴

そうして私もまた夏の花火を見ている

過ぎ行く季節を惜しむように

崩れ去る光の帯を

今年も変わらずに愛でている






    
          七月の終わりに書いた詩ですが、推敲に時間が掛かっているうちに
     こんなに時間が経ってしまいました。ドンマイ!自分

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by _kyo_kyo | 2012-10-12 23:56 | | Comments(6)