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欠片

もう信じるまい

何も期待しまい

虚しい思いに囚われまい

そう呟きながら

何度裏切られ

何度同じ過ちに沈み

どんな過剰な甘えを抱き

人の世を泳ぎ続ける


虚しい思いは人を縛る枷となり

我と我が身を深遠の淵に沈めて

ほくそ笑む愚かな我が心


朝露の美しさに心洗われながらも

深紅の毒杯に心痺れさせ

人の愚かさを我が身の愚かさに塗り重ね

そうやって幾度と無く騙し絵の扉を開く


この世は誰かの見る儚い夢

近づくとゆらりと一瞬で消え去る蜃気楼

そうしてけたたましく変化するサーカスのイリュージョン


降り始める雨の最初の一滴が

朝の訪れに最初にほころびはじめる花びらのたてる僅かな音が

こっそり朝帰りの爪先立ちの足音と重なり合い

目覚めへの密やかなハーモニーを奏でる


そうやってまた新たな自分が再生され

心の中に湧き起こるのは

穏やかな目で見つめ

あるがままを受け止めようとする小さな思い

私の欠片
by _kyo_kyo | 2007-02-28 21:36 | | Comments(2)
Commented by tomus70 at 2007-03-01 22:22
寂しいですね。
満ち足りているときは、孤独を味わう余裕があるのだといいます。

本当に孤独になったら、本物の詩が書けるかな……と昔思ってましたら、
そんな人は詩を書かないそうだ。
やっぱり詩人は余裕じゃなきゃいけない。
見栄でもなんでも、余裕が必要だな。

そんなことを感じました。
Commented by _kyo_kyo at 2007-03-02 20:50
コメント、有難う御座います。
マークさんに読んで頂いてたとは知らなかった(汗

詩って程のものでもないのですが、
区分が面倒だから、詩か呟きのカテで全部ひっくるめつつ・・・
これで本当に良いのかいな、とは正直思います。

書きたいことを、
ただ書きたいように書いている、それだけなんです。

中身があんまり無いんですよね・・・
それはある意味とても身勝手なことであり、
無責任なことでもあります。

一つ一つ言葉を探っていく、
そんな作業が、ただ単純に好きなだけなのかもしれません^^




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