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未知なる闇のなかで

未知数の闇が

沈黙のうちに訪れる夜には

答えの出ない問題に向かって問いかけてみる


それは少し哀しくて

切なさの内に次の答えを模索しながら

こうしているのは決して自分だけではないのだと

柔らかなビロードの闇を

ただその肌触りゆえに愛するかの如く

感覚的に処理している自分が見える


こんな夜には獣のように

理性に蓋をして

足音を忍ばせて未知数の闇を徘徊する

不確かな自分と不確かな闇と

それを愛する誰かと・・・
by _kyo_kyo | 2007-04-25 02:56 | 呟き | Trackback
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