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朝焼け

そして朝焼けにまた泣くのだろうか

不安のペーストの中に黒い角砂糖をかき混ぜて

生温かいカップを両手で抱えたまま

ゆっくりと膝を抱え込んで蹲るのだろうか

いとも容易く折れそうな腕滑らせて

その白い首をゆっくりと締めあげていくのも快感と

嘯く魂の行方を追っている

ただ頑なに押し黙ったまま

寂しい目の色で俯いている


              
                3月21日
by _kyo_kyo | 2007-06-21 02:24 | | Trackback
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