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安穏とした人生

幸せの中で安穏と暮らすのは容易い事

若い時はそう思っていたけれど

時が経ち 人生という流れの中で

幸せの意味を考え

安穏と暮らせる人生の

どれだけ難しいか知るにつれ

一見 安穏と暮らしている様に見える人達が

実際はどんな苦労を重ねて来ただろうと

考えることが多くなった

下から目線で人を妬むのは愚かな事

自分と他人を比較したってしょうがない

誰もが一度きりの人生を生きて行くのだから

例えどんな人生だって

自分に後悔しなければそれでいい

秋の枯葉の様に

人生をまき散らしながら終われたなら

きっと潔い人生だと思える事だろう







by _kyo_kyo | 2013-11-30 23:50 | | Comments(14)

笑おう

笑おう、泣きたい時は

笑おう、悲しい時ほど

笑おう、無理をしてでも

どんなに苦しくても

もう耐えられないと感じた瞬間でも

笑顔は次の笑顔を運んで来る

幸せの使者













by _kyo_kyo | 2013-11-27 12:13 | | Comments(4)

呟きは沫となり

呟きは

沫となり

誰かの耳元ではじけ散る

同じように

呟きが

胸の奥深くへと響き渡る

小さな呟きなら

美しいほうが良い

嘆く時間は

笑う時間に費やした方が良い

そんな簡単な事に

気付くのはたやすいけれど

いざ実行するのはなかなか困難な様で

そんな風に過ぎて行く毎日毎日を

愛おしいと思いながら過ごして行けたなら

もっと人生を大切に思えるかも知れない

もっともっと命を

噛みしめることが出来る様な気がする






by _kyo_kyo | 2013-11-24 23:04 | | Comments(2)

か細い命の物語

命は小さくてか細くて

いつ消えてもおかしくない存在として

突然この世に現れた

それが始まりの物語


あなたが生まれた瞬間

一番愛おしい者の命の灯が消え

あなたはたった一人でこの世界に取り残された

それが孤独の始まり


何度も出会いと別れを繰り返し

愛おしい者との別れが連なっては

バームクーヘンのように生を重ねる

頬を伝う涙はいつしか生きる決意へとあなたを導き

生き残る為に残してきた幾つもの荷物が

あなたの後に累々と点在し

それでも前を向いて生きる道を選んだ


始まりはやがて物語を終わりへと導く

それがどんな終わりなのか

理解することはなく

理解しよう筈もなく

一つの命の灯が消え

世界はただエンディングへと向かう

そしてまた新たな物語が始まる






by _kyo_kyo | 2013-11-17 23:16 | | Comments(4)

彩る星達よ

夜空を飾る星達は

まるで今にも落ちてきそうで

誰が一番美しいか競ってもいるようで

それぞれが独自のメロディーを奏でながら

命の初めから終焉までを

包み込むように

覗き込むように

いつまでも変わることなく

確かな存在として在ることの

意味を問うている








by _kyo_kyo | 2013-11-17 23:02 | | Comments(5)

遅かった

あなたは遅かった

だから私はあなたを見失った

あなたの笑顔が私の癒しで

でもあなたが怒るのは辛くって

私は自分の中にある何かを見失いそうで

辛さと哀しみの意味を問い質していた

あなたはそれでも良いと言うかな

私が壊れて行くのが平気だと言われても

もう私は平気じゃないの

私は自分を無くしちゃいないんだよ
by _kyo_kyo | 2013-11-15 14:45 | 呟き | Comments(2)

ある冬の日の

家に帰ると薄い玉ねぎのスープを温めて

かじかんだ手をストーブにかざしながら

みんなで手袋やマフラーの雪を払いながら飲んだ

それは雪の降る寒い日だった


叔母から貰ったジャガイモを

母が薄くスライスして油で揚げた

大皿いっぱいに揚げ上がったジャガイモは

火傷しそうに熱いのに

みんなでわいわいおしゃべりしてる間に

一瞬で無くなった


貧しさはいつも寒さと背中合わせで

毛糸の手袋にはいつも先に穴が開いて

時々それは靴下の穴にもなった


少しずつ過去の記憶は遠のき

寒さをしのぐ術も心得

いっぱしの大人になったつもりでいたけれど

雪の日に飲んだあのスープや

火傷しそうに熱いジャガイモほど

印象に残る食べ物は無い


どんなご馳走を食べても

想い出と言う名のスパイスを利かせた

食べ物にはきっと敵わない


そうしてまた誰かの記憶の中で

この瞬間も想い出に書き換えられ

今が過去となり

違う誰かの未来が拓けて行く
by _kyo_kyo | 2013-11-10 12:35 | | Comments(2)

知らない人

知らない人になろう

誰も知らない自分になろう

期待とか責任とか義務とか

当たり前の事なんだけれど

そういうの時には全部投げ捨てて

どこか知らない街へ行こう


そこでは誰も私の名前を呼ばず

無理に笑う必要も無く

良い人ぶる事も不要で

私は誰にも必要とされない存在

けれどなんの責任も無く

しなければならない事も無くて

まるで水みたいに無色透明な存在


そうやってまた流れて行く

穢れの無い存在となって

何処までも果てしなく流れながら

後は大地に吸い込まれて行くだけの

ただ融けて行くだけのこの魂よ
by _kyo_kyo | 2013-11-10 00:48 | | Comments(0)